【超初心者向け Excel VBA】メソッドについてサンプルコードを使って解説!!

こんにちは!『ルウちゃんのExcel Labo』管理人の@rouxchanblogです!

今回はこのような悩みについて解説します。

ルウちゃん

メソッドってなにかわからない!
メソッドで何ができるか教えて!

今回はメソッドの使い方をサンプルコードを使って解説していきます!

目次

はじめに

早速結論ですが、メソッドとは以下のようなものです!

順に解説していきます!

  • メソッドとは対象に指示をするもの
  • メソッドの引数とは、メソッドに具体的な情報を与えるもの
  • 書き方は「オブジェクト.メソッド.引数

メソッドとは

メソッドとはオブジェクトに対して命令をすることです。

これだけ聞いても理解しづらいと思いますので、身近な例で考えてみましょう!

人間をオブジェクト(対象)に例えると、

  • 〇〇君 走って!
  • 〇〇ちゃん 歩いて!

この”走って”や”歩いて”などがメソッドにあたります。

簡単に言うと、対象に指示をするものがメソッドになります。

VBAで実際に書くときはこのように書いてください!

オブジェクト.メソッド

メソッドの引数とは

さらに、メソッドには引数を指定することができます。

またまた難しそうな言葉が出てきましたね笑

引数も考え方はとても簡単です。

さっきの例題に合わせて考えてみましょう!

  • 〇〇君 速く 走って!
  • 〇〇ちゃん ゆっくり 歩いて

この”速く”や”ゆっくり”が引数にあたります。

このように指示に対して具体的な情報を与えるのが引数になります!

実際の書き方ではメソッドのあとに引数を指定するので注意してください!

〇〇君.走って.速く
オブジェクト.メソッド.引数

メソッドでできること

次にメソッドでできることを見ていきましょう!

メソッド内容
Clearセルのデータや書式を削除する
ClearContentsセルのデータを削除する
Deleteセルを削除する
Insertセルを挿入する
SpecialCells指定した種類のセルを扱う

これらはメソッドでできることの一例ですが、普段の業務でよく使うものがたくさんありますよね。

メソッドを使いこなすことができると業務の効率化できる範囲が広がります。

今はこんなことができるんだと知っておくだけ十分です!

メソッドの使用例

次に具体的なコードを参考にしながら、メソッドの使い方を見ていきましょう!

今回は結果がわかりやすいようにこのような表を用意しました。

この表に以下の「指定した範囲のセルの中身を消去する」コードを実行してみます!

Sub メソッドの使い方()
    <span class="bold-red">Range("A1:C5").Clear</span>
End Sub

このように指定した範囲のセルを消すことができましたね。

このようにメソッドを使うことでオブジェクト(対象)に命令を与えることができるのです!

まとめ

  • メソッドとは対象に指示をするもの
  • メソッドの引数とは、メソッドに具体的な情報を与えるもの
  • 書き方は「オブジェクト.メソッド.引数」
  • メソッドを使うことでセルの削除などができる

今回はメソッドと引数の使い方について解説しました。

メソッドと引数はVBAの基礎となります。

今回使ったコードをそのまま実行してみたり、少しアレンジを加えてみて実際に使えるようになってください!

この記事で少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです!

ありがとうございました!

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